寝具・タオルのおはなし　角谷織物株式会社

こんにちは。

近年、発展途上国の環境汚染が大きな問題になっています。

地球の事、家族の事、将来の事を考えると不安になりますよね。

経済の発達が優先され、環境への配慮は後回しに。。。

たくさんの工場、たくさんの自動車で都市部の大気汚染は、とても深刻です。

酸性雨の被害、化学物質汚染も進んでいます。

中国やインドの大気汚染のニュースを観ていると、かつての日本の姿に似ていると感じます。

日本も以前は高度成長の陰で環境汚染や環境破壊が進みましたが、

工場から出る排煙・自動車の排気ガスを規制する【大気汚染防止法】が制定されました。

各施設が法律で決められた基準を守る事で大気汚染への取り組みが行われてきました。

それでも環境問題が深刻と言われている中、

個人・個人でも「自然を大切に」するような取り組みをされている方は多いと思います。

洗剤やシャンプーは少量にしたり、お出かけには電車を使ったり、水筒やタンブラーを持参したり。

それは「自然を大切に」している行動ですが、「自分を大切に」する事と同じだと感じます。

着るものも、最近では合成繊維で作られているものがたくさんあります。

合成繊維は、洗濯機で洗えたり、熱には弱いけれど静電気がおきにくく、長持ちします。

メリットがたくさんあるので技術の進歩と言えます。

その反面、合成繊維は石油を原料とする化学繊維なので、やはり体への影響はあります。

「化学繊維アレルギー」になったり、肌が弱くなくても同じような症状が出てしまう場合があります。

摩擦によって肌が荒れてしまったり、天然繊維よりも化学繊維の方が汗の吸収性が悪いために、

汗疹になりやすいと言われています。

肌が敏感な方や、赤ちゃん、にはもちろんお勧めできません。

合繊素材で出来た洋服よりも、綿100%やウール100%の天然繊維が心地よく感じます。

毛羽が出たり色落ちしてしまうけど、アクリル100％のセーターより

ウール100%のセーターの方が断然暖かく感じます。

着心地が良い洋服を着ることは、とても本能的に自然なことです。

自分にとって心地いいと感じることが巡り巡って「自然を大切に」することと

繋がっているのかもしれません。